どうも、はたなかです。
「洗濯が家事でいちばんきらい」という方は多いのではないでしょうか。
ぼくも洗濯が大きらいです。
洗濯がきらいな理由
○ 洗濯物をピンチハンガーに干すのが時間がかかる
○ 洗濯物をベランダで干すのが寒い(または暑い)
○ 脱水したあとに干すことを忘れて雑菌が繁殖してしまい再洗濯となる
○ 雨が降ると室内干しとなり乾きが遅く、結果雑菌が繁殖してしまい再洗濯となる
○ 縦型洗濯機の乾燥機能が貧弱すぎて7-8時間はかかる。
洗濯って家事のなかでも所要時間のウェイトが大きいですよね。
季節や天候、気温、湿度、花粉、黄砂等の外部環境の影響を受けて費やす時間が長くなったり、
費やした時間が無駄になったりもします。他にそんな家事ありますか?
洗濯に要する時間が外部環境に依存しているのはリスクですよね。
外部環境の影響を受けない洗濯のシステムが必要
ぼくの家の洗濯機は縦型タイプなので、ドラム式に置き換えるという選択はできません。
そこで縦型の「乾燥機能を利用した際に、ドラム式よりも衣類が乾燥しにくい」という弱点を
カバーする手段として独立型乾燥機の導入を思いつきました。
縦型とドラム式のメリット・デメリットを参考に記載しておきますね。
【縦型タイプのメリット】
・洗濯物同士をこすり合わせて洗うので汚れ落ちがよい
・多くの水を溜めて洗うので洗剤が泡立ち洗浄力が高い
・ドラム式と比べると価格は安め
【縦型タイプのデメリット】
・衣類の傷みやからみがドラム式よりも多い
・乾燥機能を利用した際に、ドラム式よりも衣類が乾燥しにくい
・大物衣料の出し入れがしにくい
【ドラム式タイプのメリット】
・縦型よりも大幅に水量が少ない
・洗濯物にシミや傷みが生じにくい
・少ない水で洗剤を溶かすので濃度が濃く皮脂汚れに強い
・衣類が空気に触れやすいため乾燥が早い
【ドラム式タイプのデメリット】
・縦型と比べると洗浄能力がやや劣る
・水量が少ないため色移りしやすい
・サイズや重量が大きい
※出典:価格.com「洗濯機の選び方」
独立型衣類乾燥機を即ポチ
正直なところもう買いたくて仕方なかったのでチラッとAmazonのレビューを見て即ポチしちゃいました。
その結果、洗濯に費やしていた時間が魔法のように短くなり、ストレスが全く無くなりました。
ピンチハンガーという非効率な洗濯物乾燥器具を廃棄してやりました。
節約した時間で紅茶を飲めるようになりました。
期待する効果が無いかもしれなかったのに、購入に踏み切った自分を過去に戻って称賛したいです。
というわけで今回は私のように適当に独立型衣類乾燥機の購入を決められない皆様に、私の体験を
共有して「独立型衣類乾燥機って実際どうなん?」という疑問への回答になればと思います。
もちろんイマイチなところもありますので、ちゃんと書きます。
購入した乾燥機はこちら
日立 6.0kg 衣類乾燥機HITACHI これっきりボタン DE-N60WV-W
ブランド名 | 日立(HITACHI) |
モデル | DE-N60WV-W |
商品重量 | 28 Kg |
梱包サイズ | 74 x 71 x 56 cm |
製品型番 | DE-N60WV-W |
価格 | 55,000円(2019年6月現在) |
この無駄の無いフォルム、好き
我が家は4歳の子供がいるのと、洗濯物を溜め込んで一気に洗うので、思いっきり洗える最大容量の6kgにしました。
5kgと迷いましたが、大きさもそんなに変わらないので単純に投入できる量は多い方が良いです。。
ちなみに独立型乾燥機を選んだ理由は、ドラム式が高くて手が出なかった、ただそれだけです 。笑
ドラム式が20万円程度であることを考えればとてもリーズナボーですよね。
設置方法
メーカー毎に縦型洗濯機にジョイントする専用の付属品を取り付ける方法もありますが、
付属品自体が8,000円もするんですよね。。
ぼくはすでに所有していたミニメタルラックを2つ並べて結束バンドで固定して済ませました。(ドウシシャ メタルラック本体 5段 高さ150cm 幅59.5cm EL19-15605)
メタルラックの間から排水ホース通せるのでとても便利なんです。
あと乾燥機が稼働中にそれなりに揺れるので、乾燥機とメタルラックの間に洗濯機用防振パッド PW75を4つ角に挟み込んでいます。
実はこのメタルラックは我が家ではなんと食器棚を兼ねています。
つまりコップやお皿が乾燥機の振動に耐えられる程度の揺れだということです。
操作手順
手順① 洗濯物を投入する
脱水が終わった洗濯物を投げ入れます。
洗濯物が濡れているので、たくさん入れても投げ入れている途中で崩れ落ちてくるということも無いです。
手順② フタを締める
カチッと閉めてください。
普通に閉めればちゃんとカチッと閉まるので、難しいことは何もありません。
手順③ スタートボタンを押す
色々な機能が付いているのですが、我が家ではシンプルに通常乾燥ボタン(これっきりボタン)以外は使っていませんがそれで何の問題もありません。
手順④ 乾燥終了の音が鳴ったら取り出す
乾燥した洗濯物を取り出す際、量が多いときは洗濯かご等に移したりせずにまず床に
すべて落としてしまっています。
設置している高さにもよりますが、個別に洗濯かごに移していると時間が掛かるのでおすすめしません。
手順⑤ 2回に1回程度フィルターの掃除をする
こんな風に衣類のホコリが溜まっていきます。
手指でこすっても簡単に取れますが、乾いたタオルで拭うと効率的に取れます。
気になる方は掃除機で吸ってしまっても良いです。
以上です。簡単ですね。
通常乾燥以外にもふわふわ仕上げとか、オシャレ着仕上げとか、ワイシャツ仕上げとか色々なメニューがあります。
私はワイシャツや妻の摩擦に弱そうなオシャレ着や下着はネットに入れて乾燥に一緒にいれちゃってます。
全然問題無いです。
気になる方はマニュアルが同梱されていますし、WEBで型番を調べればWEB版のマニュアルが見れますので詳細はそちらをご覧ください。
https://kadenfan.hitachi.co.jp/support/wash/item/docs/de-n60wv_b.pdf
出典;日立家電WEBマニュアル
何が素晴らしいか
乾燥が早い
所要時間は6kgで2時間、入るだけ入れても3時間というところです。
洗濯物を少なく入れればその分短くなります。(少なくするともったいないので私は思いっきり詰め込みます)
感覚的にはコインランドリーの乾燥機に近いです。
独立型乾燥機は縦型の乾燥機能と比較して乾燥時間が5倍早いと思っていただいて良いでしょう。
しっかり乾く
ほんとによく乾くんです。
室内干しの生乾きにイライラすることもなくなりました。
縦型洗濯機の乾燥機能を使ったことのある方はわかると思いますが、一回3時間×3~4回乾燥を回しても乾ききらないことがありますよね?
3回目を押し忘れて洗濯物が生乾きになり、洗濯からやり直しになることがあり、私はほとんど縦型洗濯機の乾燥機能には期待していませんでした。
その点独立型乾燥機は必ず約束を守ってくれます。
乾燥が不完全になり再稼働させる必要がなくなったので、乾燥機のボタンをポチッと押してそのまま外出することが可能になりました。
これがすごくありがたい。
独立であること
ドラム式の経験者の話を聞くと、ドラム式洗濯機もしっかり乾燥の仕事をしてくれるという点では同じです。
しかし独立型乾燥機の良いところは、その名の通り「独立である」ことです。
独立であることもメリットは、乾燥を回しながら次の洗濯を開始できてしまうことなんです。
先述の通り我が家ではまとめて洗濯をするので、洗濯と乾燥が同時に進行できるのがすごくありがたい。
そこまでうるさくない
私は木造2階建てのアパートの2階に住んでおりますが、夜中に乾燥機を回しても
全く騒音が問題になることは無いです。
洗濯は脱水の音が響くので回す時間に気を使いますが、この乾燥機は時間を気にせずに回せます。
イマイチなところ
ネットに入れて乾燥を回すのはちょっとだけめんどくさい
本当は洗濯物をそのまますべて乾燥機にぶん投げたいところですが、衣類が破損する可能性があります。
摩擦や熱に弱い素材は念の為ネットに入れて乾燥にかけるのがよいです。
フィルターのホコリを掃除するのがちょっとめんどくさい
乾燥を回す毎にフィルターの掃除をすることが推奨されています。
洗濯完了から乾燥機への投入までスムーズに進めたいところにこのフィルター掃除漏れに気づいて
すこしだけいらいらします。
正直言ってフィルターをどの程度掃除しないとどうなってしまうかはやってみたことが無いのでわからないですが、
都度の掃除が推奨されている以上無視はできません。
ぼくは2-3回に1回程度掃除しています。
排水ホースがたまに外れてちょっとだけイライラする
乾燥機から洗濯物の水が推定300~500ml程度出ます。
通常時は洗濯機の排水穴に接続されていて問題は無いのですが、何かの拍子に外れて水がポタポタとたれます。
大量の水では無いので惨事にはならないと思いますし、対策も各々取れることなので何とかなるとは思います。
私はガムテープで排水ホースと排水穴を固定して対処しています。
室温が上がる
私は1Kに住んでいるということもあり、キッチンに乾燥機を置いています。
そのため乾燥機稼働中はキッチンの室温が上昇します。
冬場は暖かくて良いと思いますが、夏場は非常に厳しくちょっとしたサウナ状態です。
普通は乾燥機は浴室に置くと思いますので、我が家ほど問題になる家庭は少ないと思いますが、
いずれにしても換気をする等対策を取る必要があります。
その他補足
乾燥機に排水用のホース(2M)が同梱されているので、追加購入する必要は無いです。
ぼくはホースついてるの?ついてないの?という疑問が製品が到着するまで解消しなかったのですが、
余裕で同梱されていました。
ネットに入れて子供の靴も乾燥させることができます。
シーツ・カバーや、寝具も乾燥できます。
最後に
まだ使用開始から3ヶ月程度なので、応用的な使い方や故障せずに長持ちするか等はお伝えできませんので、改めて状況は更新できればと思います。
みなさまの独立型乾燥機導入判断の一助になればとてもうれしいです。